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 | 212 映像業界用語辞典 -し- 尻 読み:しり
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 | 番組や音楽の「一番最後の部分」を指す言葉。この他、制作用語としては、「尻合わせ」などがあります。これは、あるシーンに背景音楽(BGM)を付ける時に映像の尻と音楽の尻を合わせて両方が同時に終わるように前倒しでBGMの開始点を決める手法となります。
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 | 211 映像業界用語辞典 -し- 尺 読み:しゃく
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 | 尺は長さを表わす単位で一尺はおよそ30.3cm。映像業界では、主に番組の長さを表わす言葉になります。例えば30分番組の場合、「尺は30分」などと使います。
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 | 210 映像業界用語辞典 -し- 紗 読み:しゃ
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 | 撮影用語。カメラでモデルなどを撮影する時に被写体を「ソフト」に写すためのフィルターの一種。「紗」と言った場合は主に目の粗い極薄い布を指します。この紗をレンズ前に装填して光を拡散する事で被写体をソフトに撮影する事が出来ます。最近は多くの種類のガラスフィルタが市販されていて用途によって使い分けています。この他、紗は照明器具の前につけて光源自体を拡散して柔らかいイメージを演出する場合もあります。
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 | 209 映像業界用語辞典 -し- 下手
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 | 読み:しもて 意味:主に舞台用語で客席から舞台を見て「左側」の事。映像の世界では転じて、出演者から見てカメラの左側。例えばカメラマンが出演者に「少し、下手に移動して」と言った場合出演者は自分の「左手の方向」に移動する事になります。 対語:上手(参照:150 映像業界用語辞典 -か- 上手)
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 | 208 映像業界用語辞典 -し- しぶさん
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 | 正確には、「3/4インチビデオ(よんぶんのさんいんちびでお)」。TV番組の制作が16mmなどの映画フィルムからビデオに移行した初期の主力ビデオフォーマットの一つです。3/4インチは録画する磁気ビデオテープの幅が約18mm程のテープで専用のカートリッジに装填された物を使用していました。これ以前に、テープ幅が2インチの「2吋(インチ)ビデオ」が普及していましたが、可搬型のVTRが大型で実用には向いていませんでした。その後、小型の3/4VTR可搬型ポータブルVTRが発表されVTRロケーションが爆発的に普及してENG(参照:085 映像業界用語辞典 -い- ENG)という言葉が生まれました。
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 | 207 映像業界用語辞典 -し- しば待ち
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 | 正確には「しばらくお待ちください」。最近では滅多に目にする事がなくなりましたがTV放送において何らかのトラブルで番組の送出が出来なくなった時に放送局の主調整室(マスター)から強制的に挿入される「しばらくお待ちください」と書かれたフィリップの事。これが放送されると、いわゆる「放送事故」が発生中という事になります。
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 | 206 映像業界用語辞典 -し- シネテープ
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 | フィルム映画の音声録音に使われる専用の磁気フィルム。映画撮影ではビデオと異なり映像と音声は別のメディアにそれぞれ記録されます。映像は光学を銀塩フィルムに記録され現像工程を経て初めて目に見える形になります。音声は、磁気録音方式で異なるメディアに記録され、後処理で「シネテープ」外観は映画フィルムと同じで全面が磁気記録テープになっているに複製されてから映画編集工程にまわされます。編集工程では映像と音声の同期をとりながら作業が進められ最終的には上映用フィルムに光学録音方式でサウンドトラックとして焼きこまれます。
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 | 205 映像業界用語辞典 -し- ジッタ
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 | 技術用語で信号のブレを指します。映像信号にジッタが発生すると画像にノイズが出たり、細かい揺れが生じます。アナログビデオでは磁気テープの物理的な伸縮みの影響でテープの走行方向つまり時間軸にずれを生じこのジッタにつながりました。当時、このジッタはTBC(時間軸補正器)を使って補正させていました。
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 | 204 映像業界用語辞典 -し- シータク
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 | 元々は音楽業界用語から派生しています。いわゆる「逆さ言葉」で意味は「タクシー」。この他、ワイハ→ハワイ、しーめ→飯、めーありーふ→「雨降り」等などローカルルールの言葉が沢山あります。
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 | 203 映像業界用語辞典 -し- 仕込み
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 | バラエティ番組などで客席に一般の視聴者や「笑い屋」などを予め準備して番組を盛り上げる事などを指します。この他、ドラマなどで通行人などのエキストラを用意する事も仕込みの一つです。健康情報番組やドキュメンタリーで不適切な仕込を行うと「やらせ」「捏造」となりますので厳禁です。「仕出し」とも言います。
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 | 202 映像業界用語辞典 -し- 磁気録音 読み:じきろくおん
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 | 録音用語。音声などの録音媒体として最近ではハードディスクやICメモリーが使われるようになりましたが、元々はポリエステルベースのリボン状の磁気テープにテープレコーダーを使って録音されていました。この方式を「磁気録音」と呼びます。また、録音された音楽は現在ではハードディスクレコーダーと音声編集ソフトを使って長さなどの編集を簡単に行えますが、数年前までは磁気テープを直接ハサミで切って不用部分を捨ててテープ同士を「スプライシングテープ」と言われる専用の粘着テープを使って繋いでいました。この他、8mmや16mm映画でフィルムの脇に貼り付けられた極細い磁気録音帯に音声録音を行う方式をさす場合もあります。(対語:光学録音)
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 | 201 映像業界用語辞典 -し- 色相 別名:HUE(ヒュー)
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 | 色合いの事。色の表現は「色の濃さ(Saturation)」「色合い(Hue)」「明るさ(Brightness)」の三要素から構成されます。この中で色の違いそのものを示すのが「色相」となります。 ビデオの世界ではホワイトバランスを正確に取らないと「正しい色」で撮影する事ができません。また、TVモニターでは、カラーバーを使ってこの三要素を調整し正しい色表現を実現します。
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 | 200 映像業界用語辞典 -し- シーエックス
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 | 正確には「JOCX-TV」。TV放送局に割り当てられたコールサインの一つで「フジテレビ(8ch)」を指します。在京TV局には次のコールサインが割り当てられています。NHK総合(1ch)→JOAK-TV、NHK教育(3ch)→JOBK-TV、日本テレビ(4ch)-JOAX-TV、TBS(6ch)→JORX-TV、テレビ朝日(10ch)→JOEX-TV、テレビ東京(12ch)→JOTX-TV 各局の通称は、NHK→HK、AK、BK、渋谷 日本テレビ→ニッテレ、汐留、麹町 TBS→赤坂 フジテレビ→お台場 テレビ朝日→テレ朝、EX、六本木 テレビ東京→TXなど
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 | 199 映像業界用語辞典 -さ- 撮影許可
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 | 公共の場所や公園、道路などで撮影を行う場合は事前にしかるべき撮影許可の申請を行う必要があります。道路上での撮影の場合はロケ地の所轄警察に「道路使用許可証」をシナリオや撮影計画等を添付して申請します。公園や埠頭なども該当管理事務所などに同様な手続きを行います。これらの場所は使用料金として数千円から数万円の料金を徴収される場合が多く見られます。一般的にスチール写真に比べてビデオなどのムービー撮影は倍以上の金額が設定されているようです。また、これらの撮影許可は、時間や各種条件などが設けられていますので規則に沿って運用を行って下さい。最近では、各都道府県などで、ご当地のPR活動を含めてロケ地の紹介や申請手続きを行う「フィルム・コミッション」が設けられています。
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 | 198 映像業界用語辞典 -さ- サベージ
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 | 正式に「サベージ」は、スタジオ用品メーカーの商標だがスタジオでモデルや商品の撮影を行う時の「背景紙」の代名詞として使われています。撮影用背景紙は、被写体に合わせて様々な色とサイズや材質があります。レンタルスタジオでは各種背景紙が用意されていますが、使用には別途オプション費用が発生する場合があります。この他、スタジオで使用する紙類としては、トレーシングペーパー「トレペ」、パラフィン紙「パラ」、黒ケント紙「黒ケン」、白ケント紙「白ケン」、つや消しの粘着紙テープ「パーマセル」(商標)などがあります。
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 | 197 映像業界用語辞典 -さ- サブ 別名:副調整室
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 | 正確には「サブコントロールルーム」。日本語では「副調整室」と呼ばれます。放送局において収録スタジオ毎に設置されており、スタジオ内のカメラの切替や調整、照明の調光などを行う調整室となります。番組を収録する時は、このサブに番組制作全体を仕切るプロデューサーや演出を行うディレクター、カメラの切替(スイッチング)を行うテクニカル・ディレクター、照明・音響スタッフ、時間進行を管理するタイムキーパー等々多くのスタッフが集約し番組進行を司ります。放送局では、複数のスタジオとサブがありますが各スタジオで収録された番組は局内の「主調整質」を経て放送番組として送出されます。
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 | 196 映像業界用語辞典 -さ- ザッピング
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 | TVのチャンネルをリモコンで競うように連打して次々と変える行為。
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 | 195 映像業界用語辞典 -さ- サチる
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 | 正確には「サチュレーションを起こす」。直訳すると「飽和」を意味しますが、ビデオ撮影などの世界では画像処理の過程で電気的な飽和が発生して画面がちらつくなどの状況を指します。画面上のある部分のクロマレベルが以上に高いとノイズになったり、明るすぎる部分では「白飛び」や「ネガポジ反転」が発生するのもサチる事の一部です。この他、出演者が細かい縦じまや縦じまの衣装で登場すると衣装の部分がチカチカと点滅して見える症状も「サチる」と呼ぶ場合があります。
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 | 194 映像業界用語辞典 -さ- サス
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 | 舞台照明用語。正式にはサスペンションライト(Suspention Light)で撮影スタジオの天井から吊るされたバトンに取り付けて使用する照明器具を指します。ステージ全体を照らすのではなく舞台演出に合わせて目的の部分を照らす事を目的とした照明となります。
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 | 193 映像業界用語辞典 -さ- さお
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 | 漢字で書くと「竿」 録音用語でロケーションなどでマイクロフォンをつける「マイク・ブーム」の事を指します。音声さんが出演者の動きをマイクをブームで追いかける事を「竿ふり」などとも言っています。
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 | 192 映像業界用語辞典 -さ- サウンドロゴ
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 | 意味:ロゴ(ロゴマーク)とは、企業のイメージを表わしたマークやデザイン化された文字などで視覚に訴えるシンボルマークの事を示しています。「サウンドロゴ」はこのイメージを短い音楽やコーラスなどで聴覚に訴えるものでCMなどの最後の部分に付けられる事があります。
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 | 191 映像業界用語辞典 -さ- サイマル放送
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 | 意味:語源は「同時に」を表わすsimultaneous。TV放送において例えば地上波と地上デジタル放送あるいはCS放送など複数の媒体を使って同じ番組を同時に放送する事を意味しています。現在、2011年の地上デジタル放送完全移行に向けての準備期間中でアナログの地上波と地上デジタル放送を並行して放送する事が放送事業者に義務付けされています。この場合も各局は同一番組を同時刻に両者で送出しているので「サイマル放送」となります。
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 | 190 映像業界用語辞典 -こ- ゴールデンタイム 別名:ゴールデンアワー
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 | 意味:放送用語。番組の放送に於いて一日の中で一番視聴率が多いと思われる時間帯を指します。日本では19時から22時までがこれにあたります。民放の場合この時間帯のCM放送料金が一番高くなります。この他、ゴールデンタイムよりやや幅が広いプライムタイム(19時〜23時)もあり各局はこの時間帯に看板番組を集中する傾向にあります。
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 | 189 映像業界用語辞典 -こ- 駒落し こまおとし
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 | 意味:撮影用語。映画の撮影は通常、毎秒24駒で行われます。この駒落としは、意図的に毎秒の「駒数」を減らして撮影する手法です。微速度撮影とも呼ばれますが例えば花の開花を通常撮影すると蕾から開花までに長時間と膨大なフィルム量を必要としますが、撮影を一秒に数駒程度の駒落としで行い上映は通常通り毎秒24駒で行なうと、実際の時間を極短時間に縮めて観る事ができます。駒落としはこの他、人や物の動きをコミカルに表現する場合にも使われます。 対語:高速度撮影
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 | 188 映像業界用語辞典 -こ- 五分枠番組 ごふんわくばんぐみ
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 | 意味:番組放送において時報5分前から始まる番組。コマーシャルを除いた本篇は実質的には3分程度の番組で、生活ワンポイント情報や旅紀行番組として構成される事が多い。民放の番組にはコマーシャルが必須ですが、規定によって番組枠の中でコマーシャルが占める時間の割合が決められています。この規定を逆手にとると、60分間を1本の番組で構成するより55分番組と5分番組などの二部構成にした方が同じ60分間に流せるCM枠の時間を長く稼ぐ事ができます。5分枠番組の主な目的はこちらにあるようにも思われます。
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 | 187 映像業界用語辞典 -こ- 五徳 読み:ごとく
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 | 意味:撮影用品の一つ。撮影時にカメラを据えるのは三脚ですが、(参照:066 映像業界用語辞典 -あ- 脚)三脚は主に人間の目の高さ「目線」で撮影する事を目的としていますが、演出でローアングル撮影する場合はやや不便となります。そこで、地面すれすれにカメラを置いて撮影する時に使われるのがこの「五徳」です。五徳は三脚の雲台(参照:104 映像業界用語辞典 -う- 雲台)だけを直接取り付けるための台となります。その形状がガスコンロに乗せる「五徳」に似ているのでこのように呼ばれます。
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 | 186 映像業界用語辞典 -こ- 越し ごし
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 | 演出用語。「越しショット」の略語。一人の人物が独白で台詞を語るときは主にアップショットなどで登場人物をカメラの中央に収めて撮影しますが、例えば二人の人間が会話をする時に、手前に話し相手の肩などを写しこんで二人の位置関係を明確にする手法があります。この時に肩越しに登場人物を撮影するので「越し」と呼ばれます。
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 | 185 映像業界用語辞典 -こ- 香盤表
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 | 読み:こうばんひょう 意味:制作用語。ドラマなどの撮影を行なう際に事前に作られたスケジュール表の一種。 香盤表には、各シーンごとの登場人物や必要な衣装・小道具・消え物などが事細かく書かれていて撮影を円滑に行なうための重要な資料となります。劇場用語として、客席表を香盤とも呼ばれるようです。
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 | 184 映像業界用語辞典 -こ- 高速度撮影
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 | 読み:こうそくどさつえい 意味:撮影用語。映画の撮影は通常、毎秒24駒で行われます。高速度撮影は特殊なカメラを使って毎秒の駒数を数十駒から数百駒以上で撮影する手法です。撮影されたフィルムの上映は通常通り毎秒24駒で行なわれますのでスローモーションで表現されます。ドラマでは回想シーンなどに使われる他、科学映画などで物の動きの分析などにも使われます。 対語:駒落とし
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 | 183 映像業界用語辞典 -こ- 公共広告機構
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 | 読み:こうきょうこうこくきこう 意味:別名「AC(エーシー)」。放送・新聞・広告などを扱う企業が集まって作られた社団法人。これらのメディアを使って薬物・いじめ・公共マナー・環境問題などをテーマに公共に啓蒙活動を行なう組織。テーマは毎年決められ2006年は「一人ひとりができる環境対策」「親子のコミュニケーション」 2005年「東京のマナー」「家庭・親子のコミュニケーション」などのキャンペーンが展開されました。
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 | 182 映像業界用語辞典 -こ- 光学録音 読み:こうがくろくおん
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 | 意味:映画フィルムに関する用語。ビデオテープでは、映像や音声の記録を磁気テープに微弱な磁気の変化として記録しますが、映画フィルムの場合はフィルムの両サイドに開いている穴(パーフォレーション)と画像が記録されている部分とに挟まれたわずかな隙間に縞模様状の画像(モジュレーション)によって音声が記録されています。この模様は画像同様に光学技術を使って記録されるので「光学録音」と呼ばれます。一般的に映画で使用された音楽を「サウンドトラック」と言いますが、これは、フィルムの画像横に記録された光学録音帯の事を指しています。
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 | 181 映像業界用語辞典 -け- ゲンロック
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 | 意味:ビデオ編集や放送機器などで使われる技術用語。コンシューマ向けの映像機器は内部同期方式でスタンドアローンで稼動していますが、業務用機器は外部からの同期信号を取り込んで同期をとる事ができます。この外部から同期をとる事を「ゲンロック」をかけると呼んでいます。例えばスタジオで複数のカメラやVTRを使用する場合にゲンロックがとれていないとスイッチャで画像を切り替えた場合に黒い帯状のノイズが入ったり色が変わってしまいます。
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 | 180 映像業界用語辞典 -け- 減色法(げんしょくほう)
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 | 意味:「減法混色」とも言われます。色の三原色には絵の具やカラー印刷などで使われる 「CMY(K)」のシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)と映画やテレビ、パソコンなどで使われる光の三原色「RGB」レッド(Red)、グリーン(Green)、ブルー(Blue)の二種類があります。前者の方式を「減色法」と言い、CMYの三原色を均等に混合すると「黒」になります。身近なところではパソコンのインクジェットプリンタもこの方式を使っています。ただし、純粋な黒が表現できないのでCMYに加えてK(黒)を追加して色表現を行っています。後者の光の三原色は、「加色法」(加法混色)と呼ばれRGBを均等に混色すると「白」になります。ビデオカメラの撮影時にホワイトバランスの調整を行ないますが、これは白が正確に表現できればRGBの各色も正確に表現できる理論からです。
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 | 179 映像業界用語辞典 -け- けられ
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 | 意味:「欠ける」と同義になります。主にカメラのレンズに関する用語で、レンズの画角よりも狭いレンズフードなどを使用した場合、フードの外郭で光が遮られてしまい画像の周囲が暗く欠けてしまう状態を示しています。
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 | 178 映像業界用語辞典 -け- 結髪 けっぱつ
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 | 意味:髪結いの事。時代劇などで日本髪を結う事あるいは、髪を結う職人さんを指します。
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 | 177 映像業界用語辞典 -け- ケツカッチン
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 | 意味:「ケツ」は、お尻・終わりの意味 「カッチン」はカチンコ“映像業界用語辞典(143)”を示します。「カチンコ」は通常、撮影を行なう際の冒頭に挿入しますがカメラポジションなどの都合で冒頭に挿入できない場合が稀にあります。この場合はカットの最後にカチンコの上下を逆さまにした状態で挿入して撮影します。この作業「ケツにカチンコを撮影する」が省略されて「ケツカッチン」となりました。また、この「お尻が決まっている」意味が転じて、例えばタレントのスケジュールが埋まって拘束時間に制限がある場合「タレントのAさんは、今日20時でケツカッチンです。」などと使っています。
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 | 176 映像業界用語辞典 -け- ケツ合わせ
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 | 意味:「ケツ」は、お尻・終わりの意味。編集やMAなどで使われる用語で例えばあるシーンに音楽をつけるとします。この場合音楽の冒頭の部分からシーンの長さに合わせて最後はフェードアウトする、音楽を編集してシーンの長さに合わせてつける、シーンの頭または途中から音楽がフェードインしてシーンの最後と音楽の最後を合わせる方法などがありますが、「ケツ合わせ」は、この最後の方法 音楽とシーンのお尻を合わせる手法の事を指しています。いわば、「辻褄合わせ」となります。
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 | 175 映像業界用語辞典 -け- ゲーセン
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 | 意味:ゲームセンターではありません。主に音楽業界で使われる用語で「5,000円」の事をこのように呼んでいます。「ゲー」は「G」と表し音階の「ソ」を表します。音階は、ド→「ツェー」 レ→「デー」 ミ→「イー」 ファ→「エフ」 ソ→「ゲー」 ラ→「アー」 シ→「ハー」と呼ばれています。5番目の「ゲー」に「千」(せん)を加えて、5,000円となります。例:ツェーマンデーセン=12,000円 余談ですが、最近は減りましたがこの業界では逆さ言葉も使われます。タクシー→「シータク」 ハワイ→「ワイハ」 飯→「シーメー」等々。
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 | 174 映像業界用語辞典 -く- クローズアップ 表記:Close up CU
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 | 意味:撮影手法の一つ。撮影を行なう際のサイズは大きく分けてロング ショット(LS)、ミディアム ショット(MS)、バスト ショット(BS)、アップ ショット(US)と分けられます。被写体が人物の場合を例にとると全身を写すのがLS(またはFF)、腰から上がMS(またはWS)、胸から上はBS、首から上でUSと分類されます。クローズアップはさらにアップで写したもので、口、目、指先などの部分を撮影する事を言います。演出効果としては「強調」になります。映画の歴史的に見ると、1925年にロシアで制作された映画「戦艦ポチョムキン」で取り入れられた「モンタージュ論」という手法の中で母親の手から離れて階段をかけ落ちる乳母車のシーンにおいて、母親の顔や乳母車が画面一杯に大写しされ観客を驚かしました。
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 | 173 映像業界用語辞典 -く- クロマキー Chroma key
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 | 意味:画像合成技術の一つ。例えば人物をブルーバックの前で撮影します。編集処理時にこの画像からブルーの部分だけを電気的に抜き出して透明にします。さらに、別に撮影した背景画像をその透明部分にはめ込んで合成を行ないます。役者は日本のスタジオに居ながらにして背景だけはヨーロッパの山々・・などのように使われます。天気予報でキャスターの背景に天気図が表示されるのもこの手法を使っています。日本人では主にブルーバックが使われますが、瞳が青い外国人の合成では、瞳の部分も抜けてしまうのでバックにグリーンが使われる場合もあります。クロマキーは、かつては独立した特殊装置でしたが今ではノンリニア編集器などにソフトウエアとして搭載され手軽にできるようになりました。
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 | 172 映像業界用語辞典 -く- グレスケ
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 | 意味: 撮影用語:正式には「グレースケールチャート」。ビデオカメラの撮影時に調整用に使用するテストパターンで純白から純黒までを11本前後の縦長帯状のバーで白黒の階調が印刷されているもの。撮影を行なう前にカメラでこのパターンを撮影してホワイトバランスや諧調の調整を行ないます。TV番組のように複数台のカメラで撮影する「マルチカメラ」の場合は、全てのカメラでこのチャートを写してカメラの色調を調整します。
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 | 171 映像業界用語辞典 -く- クレジット
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 | 意味:クレジットカードの事ではありません。正確には「クレジットタイトル」。一般の放送では殆ど目にする事がありませんが放送局に納品されるビデオテープ冒頭の放送されない部分には番組のメインタイトル、サブタイトル、放送時間などがかかれた記録票が10秒から15秒程度録画されています。この票の事を「クレジット」と読んでいます。この他、ナレーション収録時にもナレーションのシーン番号などをメモ代わりに録音する場合があります。以前、ディレクターがアナブースにいるナレーターにトークバックで「まず、クレジットを下さい」とお願いしたところ、やや間があってナレータが「すみません、私クレジットカード持っていないんです。」と言われた事があります。なお、映画撮影のカチンコやボールドも一種のクレジットになります。
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 | 170 映像業界用語辞典 -く- クルー crew
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 | 意味:直訳すると「乗組員」「乗務員」となりますが、映像業界ではロケーションに参加している技術スタッフやカメラマンなどを含めたロケ要員の事を指します。例えば、ロケ隊が二班出る場合は「2 crew」(ツークルー)と呼びます。
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 | 169 映像業界用語辞典 -く- クール
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 | 意味:TV番組の放送回数の単位。一般的にドラマなどの連続放送番組は13回、期間にして約3ヶ月が一つの括りとなります。この括りを「1 cours」(ワンクール)と呼びます。
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 | 168 映像業界用語辞典 -く- グリセリン
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 | 意味:一般的な薬品のグリセリン「C3H5OH3」です。通常は化粧品や潤滑剤などとして使用されますが、ここでは撮影用の小道具としての使われ方をご紹介します。食品の撮影に於いてコップやビンの表面に水滴を出して「シズル感」を出す時に水にグリセリンを溶かして霧吹きでコップなどの表面に噴霧すると、スタジオ照明にあてられて温度が変化しても比較的消えにくい綺麗な水滴を表現する事ができます。
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 | 167 映像業界用語辞典 -き- 金魚鉢 読み:きんぎょばち
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 | 意味:録音スタジオや音楽スタジオの副調整室の事。音声を収録するスタジオは完全防音設計になっています。このため、スタジオと副調整室の間は分厚いガラスで区切られています。この両室間はマイクが無いとお互いの音が聞こえません。スタジオ側から見ると副調整室で話をしているディレクター達が水槽の向うで口をパクパクしている金魚のように見えるのでその様子を模して「金魚鉢」と呼んでいます。
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 | 166 映像業界用語辞典 -き- キューシート 標記:Cue sheet
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 | 制作用語:番組の進行表。生番組の進行を時間軸に沿って詳細に渡って記入された進行台本で役者の出番、照明やカメラワーク、CMのタイミングなどが事細かに書き込まれています。
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 | 165 映像業界用語辞典 -き- キャプスタン
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 | 意味:録音機器に関する用語。すでに死語になっていますが、かつて録音機器は6mm幅の磁気テープを使った「テープレコーダー」を使用していました。このテープレコーダーは磁気テープを通常、毎秒19pの一定速度で走行させる必要がありますが、この機構の心臓部になるのがキャプスタンです。キャプスタンは、正確に研磨された金属製の棒で、モーターで回転しながらピンチローラーと呼ばれるゴム製のドラムとの間に磁気テープを挟んでテープを送り出します。このキャプスタン、さらに時代を遡ると電源周波数50Hz地域と60Hzでは異なる直径のものを使い分けていました。
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 | 164 映像業界用語辞典 -き- キャパ
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 | 劇場用語:言語は「capacity」直訳すると「容量」です。主に劇場の客席収容能力を示しています。例えば1,500人収容可能な場合は「キャパ 1500の劇場」などと使います。
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 | 163 映像業界用語辞典 -き- キャットウォーク
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 | スタジオ用語。撮影スタジオの天井近くに設置された狭い通路。撮影用の照明機器はライトバトンと呼ばれるアームに吊られますが、ライト位置の調整や美術セットの設置などを行なう際にこの通路を利用します。人が一人通れる程度の狭い通路なので「猫の通り道」を模してこの名前がついたものと思われます。
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 | 162 映像業界用語辞典 -き- 切り替えし
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 | 意味:演出・撮影用語。例えば二人の人物の会話を撮影するとします。二人の会話をわかりやすくするためには、それぞれの人物の表情を撮ったカット、二人が写ったカットの3方向からのカットが必要となります。撮影したそれぞれのカットを編集する際に会話の順番にそって切り替えながら編集でつないでいきます。この表現方法を「切り替えし」と呼んでいます。ただし、この際にカメラと二人の人物の位置関係やつなぎ方を間違えると二人の位置関係がわかりにくくなるのでイマジナリーライン(当用語辞典:92イマジナリーライン)を遵守する必要があります。
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 | 161 映像業界用語辞典 -き- キープ
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 | 意味:英語の「keep=保有する、保存する、維持する」を転用した言葉。撮影現場では、完全なOKカットではないものの念のため撮影したカットを保存する。制作現場では、スタジオやタレントのスケジュールを仮押さえする時などに使われます。
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 | 160 映像業界用語辞典 -き- キネコ
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 | 意味:正式にはキネスコープレコーダでキネレコとも呼ばれています。ビデオの映像をフィルムに変換する装置を指します。フィルムを使って映像の特殊効果を行うためにはオプティカルプリンタ(当用語辞典:134 オプティカル合成参照)やエリ合成(当用語辞典:121 エリ合成参照)などの複雑なプロセスが必要とします。このために、これらの処理が比較的楽に行えるビデオ編集で特殊効果を行いキネコを介してフィルムに焼き付け、劇場用映画などに利用します。さらにCGやHD画像なども同様にキネコを使ってフィルム化するケースもあります。キネコの対語としては「テレシネ」でフィルムで撮影した映像をビデオ信号に変換を行う装置となります。
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 | 159 映像業界用語辞典 -き- 起承転結 読み:きしょうてんけつ
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 | 意味:元々は漢語からきた言葉で、ドラマなどの台本などでストーリーを構成するための基本要素。ストーリを構成するためには以下の要素を基本とします。 「起」=物事の始まりやきっかけ。ストーリーの導入部で登場人物や時代背景などの状況設定などを提示します。 「承」=ストリーの発展部分。作品内容によっては問題提起などを行い次の「転」につなげます。 「転」=内容が転ずる部分でストーリーのヤマ場。問題解決などを提示します。 「結」=結論部分で、ストーリーの締めくくりを行います。商品説明ビデオなどでは最後の売り込み部分となります。 4駒マンガが正に起承転結を使った表現かと思われます。ストーリー展開の要素としては「5W1H」When(いつ)、Where(何処で)、Who(誰が)、What(何を)、Why(何故)、How(どのように)を明確にする事も重要とされています。
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 | 158 映像業界用語辞典 -き- 消えもの 読み:きえもの
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 | 意味:撮影に使われる小道具の一つで、役者が食べたり飲んだりして撮影を行なうと消えてなくなる小道具を総じて「消えもの」と呼んでいます。この他、壊す事が目的の瀬戸物の器なども含まれます。つまり、再利用などの使い回しができない小道具と言う事です。余談ですが、CM撮影で使われる食品などは「美味しさ」や「シズル感」を出すために油を塗ったり彩色を施す場合があるので撮影後には食べられないものもあります。
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 | 157 映像業界用語辞典 -き- 技打ち 読み:ぎうち
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 | 意味:正確には「技術打ち合わせ」。番組収録に先駆けて行われる重要な打ち合わせで、テクニカルディレクター、カメラマン、音声、ビデオエンジニアなどの技術スタッフに加えて照明部、美術部、演出部も参加します。スタジオセットの配置状況を元に照明のあて方やカメラワークなどの画作り、必要なマイクロフォンの確認などが台本に沿って詳細に渡って打ち合わせが行われます。
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 | 156 映像業界用語辞典 -き- キー 表記:Key
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 | 意味:映像業界の様々な場所で使われます。編集用語としては、「キーイング」などで使われ画像の一部を合成などを目的に抜き出す信号を指します。(マスクとも呼ばれます)クロマキーもこの一つの例で背景のブルーの部分を透明とみなして他の映像をはめ込みます。これは、例えが大分 外れますが、紙きり演芸で切り取った白い紙を黒い台紙に張って見せる状態に似ています。この他、ルミナンスキー、セルフキーなどがあります。
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 | 155 映像業界用語辞典 -か- カンペ
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 | 意味:カンニングペーパーの略。収録時に台詞や歌の歌詞が覚えられない時にカメラに写らないところで模造紙大の紙に大きな文字で台詞や歌詞を書いて出演者に情報を提供する事。ニュース番組などではカンペを高度にした装置「プロンプター」が使われています。
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 | 154 映像業界用語辞典 -か- 完パケ 読み:かんぱけ
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 | 意味:編集用語。正式には「完全パッケージ」または「完成パッケージ」で編集作業やMA作業が終了し、後はオンエアーやコピーなどを待つだけの「完全に完成したビデオテープ」の事。NHKでは、「完プロ」(完成プログラム)と呼ばれる模様です。
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 | 153 映像業界用語辞典 -か- カルネ 英語表記:Carnet
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 | 意味:正式にはATAカルネ。世界の主要国の間で結ばれている「物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)」に基づく国際的制度による通関用書類のこと。 海外ロケで日本から撮影機材を先方の国に持ち込み、撮影が終了したら全ての機材を日本に持ち帰れば関税がかかったり面倒な通関手続きから免れる事ができるシステム。ただし、事前に専用書式に海外に持ち出す機材の詳細(同軸ケーブル1本に至る)を記入・申請。さらに先方国がATAカルネの条約締結国である必要があります。カルネはこの他、海外の展示会で掲示する商品などにも適用されます。
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 | 152 映像業界用語辞典 -か- 空舞台 読み:からぶたい
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 | 意味:撮影用語。ドラマなどの撮影表現方法の一つで、カットの頭に役者が居ない「無人」の状態で始まる事。その後、役者はフレームインなどで登場する事になります。舞台でも同様に、幕開きの段階では舞台に役者が居らず、舞台の袖から役者が登場する演出を指します。対語としては「板付き」や「かまぼこ」となります。
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 | 151 映像業界用語辞典 -か- カラコレ
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 | 映像機器の名称。正式には「カラーコレクター」 撮影時の色彩が何らかの理由で正常でない場合に編集段階で色相・彩度・明度などを補正する装置の事。撮影時には照明環境に合わせてホワイトバランスをとって色調整が行われますが逆光、順光などの微妙な条件の違いでカットによって色が多少ずれてしまう事があります。この映像を編集すると前後のカットで色の違いが出てしまうのカラコレを使って前後の色を調整して整えます。また、意図的に映像を幻想的な色合いやモノクロームに変化させる場合にも使用されます。カラコレはリニア編集では独立した専用機器となりますがノンリニア編集機では機器にプラグインソフトとして内蔵されている場合が多いようです。
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 | 150 映像業界用語辞典 -か- 上手 読み:かみて
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 | 意味:下手(しもて)と対に使われる用語で右と左を表します。上手(かみて)は観客から見て舞台の「右側」、下手は舞台の「左側」を意味します。撮影現場でも同様ですが、例えばカメラマンがタレントに「もう少し右に移動して」と言った場合にタレントは自分の右手の方向に移動してしまう場合があります。この混乱を避けるために上手・下手で方向性の統一を |